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義父葬儀顛末記⑱~告別式

お通夜の後、吉祥寺のホテルに向かう。

ここのホテルに入っている中華料理のお店には、みんなでよく行った。

思い出のホテルだからというわけではなく、単にここが一番近いから予約したのだけど、かえっていろいろなことを思い出して、なかなか眠れなかった。

ハワイ旅行用にもらった睡眠剤を飲んでも、全く寝付けなくて、焦っているうちに、2時頃、眠ってしまったようだ。

朝食は、バイキングでしっかりと食べて、出発。

いよいよお別れだなあと思っているのか、夫はほとんどしゃべらない。

私は、義父の魂はもう自由にあちこち飛び回ってるんじゃないかと思って、そんなに寂しくなかった。

今回のことで、私と夫の死生観の違いと、嫌というほど思い知ることになる。

子供の頃から母から聞かされ続けてきた、「亡くなった後も、常に見守ってくれているから…」なんて話は、夫には到底通じそうもなかった。

(最近になって、ようやく理解し始めてくれてるみたいだけど…)

告別式も始まると、滞りなく進んでいき、いよいよ出棺の準備。

ひつぎが開けられると、葬儀屋さんに渡した、新聞の朝夕刊、ワインラベルのコレクション、家族写真と、義父+友人の写真が入っていて、この日初めて泣いた。

子供の頃、参列したお葬式での記憶か、ドラマで見たのかわからないけど、棺は、遺族が釘を打って閉めるのかと思っていた。

が、ふたを上からちょっと押さえると、それできちんと閉まる仕組みになっているらしい。

よかった。

出棺し、火葬場に向かう。

夫にこそっと「バスには乗りたくない~」とわがままを言って、Nさんにタクシーを手配してもらっていた。

火葬場まで、すごく時間がかかると思っていたからだ。

バスに揺られていくのは、何となく嫌だった。

でもさすが都内、民間の火葬場が幾つもあるらしく、20分くらいで到着。

これが、とてもきれいで立派な建物で、デパートのように、エスカレーターが並んでいる。

結婚式場?と思ってしまうくらいだ。

本当に驚いた。
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プロフィール

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キサ
性別:
女性
自己紹介:
契約社員(在宅)+主婦少々。現在、本館更新停止中のため、たまーにJ長K長の記事も書きますが、ほとんどがただの日記です。

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